3時半起床,4時集合出発。5時頃現地着。そこから1kmほど山中を歩く。さらに岩場の斜面を200m。こうしてここまで辿り着く。つり場に着いた頃には,膝がカクカク。この時点で帰りのキョーフが脳裏をかすめる。
しかし現金なモノで,この流れを見ると,きっと訪れる気がする至福の瞬間の妄想だけが,脳内を占領してしまうのだ。
タコヤキ,早速キャスト開始。クウルも準備中。ワシは二人の間でカブラでもやってみることにした。
2投目。足下でグンッと竿先を引きずり込むアタリ。予想通りのアラカブ。型もよく,うまそうだったが,お帰りいただく。
しばらくして,タコヤキにあたり! しかしこれは乗らず。
なんだったんだろ? といいながら不意に足元を見ると,3mぐらいの所に長い魚体が! そしてそれは,急浮上し,かの魚特有の引き締まったボディシェイプとイエローストライプをはっきりと見せ,さらにタコヤキの目の前でバシャッとやって,悠々と泳ぎ去った。俄然,気合いが入る。
でもやっぱり,自然は甘くなかった。沈黙の時間だけが過ぎる。
オジンガー2名は休憩ばっか。タコヤキがんばる。
嗚呼悲しや,昼過ぎまでがんばってシャクリ倒したものの,青いのはクウルのヤズのみ。
みんなひたすら無口で登りました。
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